___________好きだって分かった時
人はどうしてこんなにも臆病になるのだろうか?
そんな、甘っちょろい言葉なんて信じてなかったけど
どうやら、信じた方がいいみたい
なぜなら__________
「…………」
約1時間僕は格闘している。
――――何と?
それは、理性という名の衝動に
チラリと目を向ければ腕をまくら代わりにして眠る少女。
「ん………スースー……―――」
可愛く寝息を立て眠る。
彼女に。
(………可愛い………)
無邪気に眠るさまはどこか子供のようで
実際に彼女は目が覚めていても幼い子供のように可愛くて
(口に出して言ったら怒るけど…)
つい、理性を荒立たせてしまいたくなる。
それでも、彼女が傷つくのは嫌だから
泣かせたくないから
自分にそう言い聞かせて、今までなんとか理性を保ってきたけど
「………――――そろそろ、限界っぽい」
ハー、と一つため息を零し
音をたてないように慎重にに近寄る
サラと、顔にかかっていた髪を
優しく指でかきあげ
ゆっくりと眠るに唇を寄せ
そっと瞳に口付けて
耳元で囁いた
「_____________愛してるよ」
___________________
あとがき
最後が少し無謀だったかと思います;大好きな雲雀夢が書けて、
嬉しい反面、こんな駄作を・・(泣)な今日この頃です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました
ひなの 2008/4/5
(恋とリナリア様へ捧ぐ)
写真素材ありがとうございました